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勉強会のご案内

Study

勉強会の開催について

農作物の基礎と応用の勉強会を月一回、
定例で開催しています。
※2021年からは、zoomを使用したオンライン講座を開催。

勉強会に参加希望の方は、入会申請をお願いいたします。

Why study

何故学ぶのか

日本の農業は、土壌や天候に恵まれているため
学ばなくてもある程度の収穫を見込めます。
極端なことを言えば、知識がなくても農業ができる環境にあるのです。

そのような環境で農業をするために、
土壌や天候・経験に左右され、収穫量や収入が安定しない生産者が非常に多いです。

しかし、農業や植物のことを学び、活かすことで、1aで100万円以上の売上を立てることが可能です。

想像してみてください。

1aで100万円以上の売上です。
それがあれば、生活にも困らず新しい農具や品種にチャレンジすることもできます。
人を雇い、今まで以上の利益と価値を見出すこともできます。

そのための基盤を作るための学びの場が「日本農業に新しい風を吹かせる会」です。
ぜひ、当会で理解を深めて
あなたの農業に試してみてください。

私たちは、
挑戦する生産者の皆さんを応援しています。

Contents

主な勉強の内容

基礎講座

基礎講座は福田 直也(筑波大学つくば機能植物イノベーション研究センター部門長)が担当。

農業知識に必要な光合成や呼吸、転流といった基本的な植物生理を学べる講座です。

開講時間:12時30分~14時30分

応用講座

応用講座は池田 英男(当会代表・合同会社つくばGBソリューション)が担当。

栽培の現場で皆さんが出合う様々な疑問や課題について、できるだけ分かりやすく解説する講座です。

開講時間:15時00分~17時00分

Schedule

勉強会開催日

2022年の勉強会開催日程一覧です。
2021年の勉強会はこちらよりご確認ください。

講座受講ご希望の方は、入会申込みからご登録をお願いします。

2022年1月29日

第10回

基礎講座:センサを使った温室内環境計測
いろんなセンサの種類や使い方を解説
マイコンを使ったデータロガーの自作にチャレンジしてみましょう。

応用講座:「水ポテンシャル」と「根圏のガス環境」について
北宅善昭先生による特別講義②(特認教授・センター長)/大阪府立大学研究推進機構植物工場研究センター
水ポテンシャル:土壌・植物・大気の間の水の流れについて解説
根圏のガス環境:土壌中および養液中のCO2、O2の状況とその変動要因および制御方法について解説

2022年2月26日

第11回

基礎講座:作物の同化産物転流をリアルタムで見てみよう
尹永根博士による特別講演!/量子科学技術研究開発機構
植物の体の中で同化産物が動く仕組みを解説

応用講座:データの取得とそれに基づく管理①
なぜデータを取るのか?データを取ると何がわかるのか?データの利用と考え方

2022年3月26日

第12回

基礎講座:環境ストレスへの作物の応答反応
なぜストレスを与えるとトマトの糖度が上昇するのか?
寒いときに葉が紫色になるのはなぜ?など身近な疑問を議論します

応用講座:データの取得とそれに基づく管理②
目的別データのとり方(環境モニタリング)
センサのメンテナンス、センサの位置、測定間隔など

2022年4月30日

第13回

基礎講座:生理障害I 尻腐れ/チップバーン
尻腐れ症・チップバーン発生のメカニズムに関する最新研究
どうすればこういった生理障害を防ぐことができるのか?議論します

応用講座:データの取得とそれに基づく管理③
植物体データの取り方、管理データの必要性

2022年5月28日

第14回

基礎講座:生理障害II 各種元素の欠乏症
静岡大学 鈴木克己教授による特別講演!
トマトを中心としてカリウム/窒素/リン/微量量素等の欠乏症を紹介

応用講座:養液栽培の根の病害と対策 その1
草刈眞一先生による特別講演!
作物別病気の種類と病原菌対策の実際

2022年6月25日

第15回

基礎講座:栽培現場での病害I
TYLCVのようなウイルス病・ウイロイド病発症メカニズムなどを紹介

応用講座:養液栽培の根の病害と対策 その2
草刈眞一先生による特別講演!
作物別病気の種類と病原菌対策の実際

2022年7月23日

第16回

基礎講座:センサーロガー製作準備講座I
※先着 10 名まで受講可
マイコンの基礎とワークショップで製作するロガーの紹介

応用講座:これからの時期の暑さ対策と葉面施肥について
夏を乗り切る栽培法について考えてみましょう

2022年7月23日

第17回

【延期】夏休みワークショップ(対面講座)実技講座

※本件は新型コロナウイルスの影響で延期となりました
※参加者は締め切っております
追加申込不可

前半:センサーロガー製作講座

後半:特別視察見学
農場内にあるハウス内を講義終了後または昼休憩時に視察見学

2022年9月24日

第18回

基礎講座:植物の成長モデルに基づいた環境制御
東出忠桐氏による特別講演!
農業分野におけるDX推進が盛んに叫ばれる時代であり、施設園芸分野においても、コンピュータが温室内環境を管理する時代に突入しています。
コンピュータによる温室環境管理は、これまでに得られた、植物の生理学的な知見を基に作られた「成長モデル」を基本としたプログラムに沿って行われています。
今回の発表では、こうした植物成長モデルに基づく温室環境制御のコンセプトを日本において普及させた草分け的研究者である東出忠桐氏に、成長モデルの基本的概念からその応用まで幅広く解説いただく予定です。

応用講座:環境制御と栽培管理の考え方①
岩崎泰永教授による特別講演!
いちご栽培を例に収量増加の工夫について9月10月11月と3回に分けて開催します。
①いちご栽培における環境制御技術について
②いちご育苗期の管理について
③収穫期間中の成り疲れや休み対策と発生時の対応について

2022年10月29日

第19回

基礎講座:農業用ロボットの最新トレンド
野口 伸教授による特別講演!
スマート農業の特長は、「データに基づいた農業」と「ロボット技術による作業の省力・軽労化」です。 農家の「経験」と「勘」に依存した現在の農業から「データに基づいた農業」への転換は、新規就農の促進にも効果を発揮します。
「データに基づいた農業」は近年話題の「デジタルトランスフォーメーション(DX)」そのもので、サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を融合して実現するのですが、従来農法にない新しい点はサイバー空間の高度利用にあります。
サイバー空間はコンピュータネットワークのことで、様々な情報を容易に伝達・交換・共有することができます。
すなわち、農業データをネットワーク上で手際よく処理し、農家に対して的確なアドバイスをすることが、サイバー空間利用の狙いです。
施設園芸分野では育苗、管理、収穫、調製、出荷などほとんどの作業がいまだ手作業であり、「ロボット技術による作業の省力・軽労化」への期待は大きくなっています。
現在、研究開発が進められているハウスなど施設内収穫ロボットは、イチゴ、トマト、ピーマン、キュウリ、アスパラガスなどがあります。本講演では、スマート農業の現状を解説するとともに、今後展開が期待されるスマートフードチェーンについても紹介します。

応用講座:環境制御と栽培管理の考え方②
岩崎泰永教授による特別講演!
いちご栽培を例に収量増加の工夫について9月10月11月と3回に分けて開催します。
①いちご栽培における環境制御技術について
②いちご育苗期の管理について
③収穫期間中の成り疲れや休み対策と発生時の対応について

2022年11月26日

第20回

※本講座中止となりました※基礎講座:最新育種技術と品種改良の未来
筑波大学江面浩教授による特別講演!
ゲノム編集トマト実用化の解説や育種技術の将来展望

応用講座:環境制御と栽培管理の考え方③
岩崎泰永教授による特別講演!
※③はいちご栽培に限らない講演内容に変更となりました
いちご栽培を例に収量増加の工夫について9月10月11月と3回に分けて開催します。
①いちご栽培における環境制御技術について
②いちご育苗期の管理について
③収穫期間中の成り疲れや休み対策と発生時の対応について

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